あの女がますます老いて帰ってきた。


by mucky55

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タイ、ありがとう、タイ

■ニュースより

タイ政府は29日、東日本大震災による福島第一原発などの事故で電力不足に陥っている東京電力に、ガスタービン発電機2基を付属設備を含めて施設丸ごと無料で貸し出すと発表した。1基で約450トン。2基で計24万4千キロワットを供給する能力があり、船で運んで8月中の稼働を目指す。
ワナラット・チャーンヌクン・エネルギー大臣は記者会見で「日本とタイは120年に及ぶ協力関係にあり、電力についても40年間にわたり提携してきた」と述べた。

      http://www.asahi.com/international/update/0329/TKY201103290466.html





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その他にもタイは自国の貨幣価値にしたら莫大な額を寄付してくれたり
いち早くタイ米を送ってくれたり、日本のために尽くしてくださってます。

十数年前の米不足の折も、タイ米を日本のためにわけてくれたのに
マズいだのすっぺったのほっぺたの言ってごめんなさい、許してください。

それなのに変わらぬ友情を日本に示してくれて、ありがとう。

タイの皆様、ほんとにありがとう、ありがとう(T▲T)!








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by mucky55 | 2011-03-30 09:16 | 震災

3.11 その日 【 3 】

オッサン君が帰って来てホッとしたけど
母とはまだ全然連絡が取れない。
家電は通じたり、通じなかったり(Aちゃんの電話が通じてホントよかった!)
携帯は全く役に立たなかった。

薄暗いライトの中、さてどうしようとなった時
とにかく何か食おうぜ。腹が減った」と言われ
6枚切り食パン1斤と納豆を持って来た。
スッピンのおパンに納豆をかけて食べた。

私は1枚でもうたくさんだったが
オッサン君はぺろっと2枚食べ、3枚目に手をのばしたので

「火を使わないで食べられる食料は、もうそれだけだからね」

と言うと、さすがに食べるのをやめた。

病院の帰りにガソリンを満タンにして、買い物をしようと思っていたので
私の車はガソリンがあと1目盛ちょっとしかなく
食料も本当になにもなかったのだ。

信号が作動してない上に、あちこちが通行止めになり
とにかく大通りはどこも死ぬほどの渋滞らしい。
うちの窓からも真っ暗い街に、道路だけが血管のように真っ赤なのが見える。

母の家まで行くのは無理そうだ。
そこでとにかく寝る事にした。
一旦寝て、夜中の2時頃に起き、わき水が湧いてるところに
トイレ用に水を汲みに行き、その頃にはすいているだろうから
母の家に行ってみる事にした。

真っ暗いなか、服を沢山着込んだまま
(いつでも起きて逃げられるように)
布団に手さぐりでもぐりこもうとしたオッサン君が
何か異物を発見した。ひょいとつまんで目の前に持っていった。

あれ?なんだこれ…うわーーー!ペソのウンコじゃねえか!

多分恐怖でおかしくなったペソが
いつのまにかそこで脱糞してしまったんだろう。
それを知らずに素手でつかんでしまったオッサン君。

私でなくてよかった・・・

断水で水は出ない。
ウェットティッシュで何度ぬぐっても
オッサン君の指からウンコの臭いが消える事はなかった。

ウンコ臭い指のまま布団にもぐったがはやいか
オッサン君はあっという間にぐーすか寝てしまった。
15分毎に続く余震の中、爆睡だ。
つくづく羨ましい・・・この図太さ。

一睡も出来なかった私は2時になるのを待ってオッサン君を揺り起こす。
いつもなら空腹と眠気はオッサン君を不機嫌にするが
さすが非常時、ムクッと起き上がり文句も言わずにエンジンをかけに行った。

うちから15分弱の、ある山道の岩肌?から竹筒が出ており
そこからこんこんと水が湧いていた。

「いつもここ通るたびに、いざという時はここに汲みに来ようと思ってたんだ」

とオッサン君が言った。捨て目の利くヤツだね。
飲めるかどうかはわからない、だけどこれでトイレが流せるし
いろいろと助かる。ありがたい。

20リットルのポリ容器に水を汲み
持って来た石けんでオッサン君は手を洗った。

「やっとウンコ臭が消えた!いがった!」

と嬉しそうだった。
その後、母の家に向かったが、国道6号線まで行って愕然とした。
ものすごい渋滞!!しばらく乗らないでみていたが、ピクとも動かない。
これじゃあ母の家に辿り着くまで何時間かかるかわからないし
最悪途中でガソリンがなくなるかも知れない。

幸い、母の住む地区で家が全壊したとか
死者が出たという話は地元ラジオで流れていない。
無事と信じて、その晩は引き返した。





私の311は、そんな風にして終った。

母と連絡が取れたのは2日後。
ブロック塀が倒れたり、玄関のドアが開けづらくなったが
母は無傷で元気だった。
今でもまだ水が出ない中、頑張っている。

翌日は炊き出しに並んだりした。
置いておいても腐るだけ!と、メガドンキというスーパーが
野菜類やお惣菜類、果物を無料で配っていた。

太っ腹だぜメガドンキ。一回も買った事ないけど…
日常が戻ったら恩返しに買い物に来るよ。


友人は、津波にやられて家を失った。
半壊して車で寝泊まりしている友人もいる。
ゴーストタウンになったいわき市で
逃げ出さずに老人介護の仕事を頑張っている友人もいる。

みんな大変だけど、めげずに頑張っている。

311を忘れずに、でも早く笑い話に出来るように
地震を肴に皆でうまいビールを飲める日を楽しみに
頑張って行こう!


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by mucky55 | 2011-03-22 16:13 | 震災

一番偉い人へ






俺たちは 今 何をするべきか?





一初老が思うに…諦めない事かな。

もうダメかもって思うと、そうなる。
きっと大丈夫と思うと、そうなる。
どっちがいい?
人の気持ちは、案外強い。





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by mucky55 | 2011-03-19 08:41 | 震災

今聴いてほしい歌






私もやり直すよ。
何度でも立ち上がるよ。
がんばるよ。





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by mucky55 | 2011-03-17 17:56 | 震災

3.11 その日 【 2 】

大きな余震は続いていた。
私はペソをバスタオルにくるんで
その辺に散らばっていた食べ物をつかんで外に出た。

車に乗り、広い駐車場の真ん中にとめた。
ここなら何かが崩れて来てもぶつかる事はないだろう。
もし車がダメになったら、移動の手段も寝る場所もなくなる。
車は死守しなければと思った。

エンジンをかけ、携帯電話を充電しながら
何度も何度もオッサン君や母にかけてみたけど
全くつながらない。メールも行かない。

ペソはずっと抱いていたら、やっと少し落ち着いたようだけれど
それでもグラッと余震が来ると、体を硬くし、ブルブルと震えた。
どれだけ怖かった事だろう。

車の中が何だか香ばしい、一体何の匂いだろう?と思ったら
それはごま油だった。ペソの体のあちこちに付着している。
台所のごま油がすっ飛んで瓶が割れて、それを踏んだかのかも知れない。

そうだ、私もなんだか茶色っぽい液体を踏んだと思ったけど
あれは多分ごま油だ。自分の靴底もいいにおいだ。


カーラジオを付けて地元のラジオに合わせると
聞き慣れた声のアナウンサーが、茨城は震度6だったと伝えていた。

震度6!

初めての体験だった。
5は、ある。でも5と6の間にこんなに差があるとは思わなかった。
5と6は全くの別物だった。

同時に宮城が震度7と聞き、震え上がった。
そして津波。「大津波警報」って何?

海のそばに住む友人の顔が浮かんだ。
彼女は大丈夫だろうか。
以前60センチの津波が来た時、玄関先まで水が上がったと言っていた。
それが今度は「大津波」だ。2メートルだか3メートルだかと言っている。

彼女の無事を祈り、震度の大きな地区に住む友人たちの無事を祈った。

30分以上、車内でラジオに釘付けになっていて
ハッと気がついた。
水戸市内は全域停電断水中と言っている。

日暮れは迫っている。

日が暮れる前に、せめてガラス類食器類だけでも片付けないと
あぶなくて家には入れない。

今度は急いで部屋に戻り、ペソは車に残して
靴のまま割れた物の片付けを始めた。
軽い食器は全滅に近かった。焼き物の重い皿などは無事だった。

あんなひどい揺れだったのに、TVとPCは無事だった。
そしてもう一つありがたかったのは、メガネが無事だった事。
私が置いた、そのままの位置に、落ちもせず飛びもせずにあった。
強度の近眼の私は、コンタクトをはずしたらお手上げだ。
緊急時はメガネが命だ。

TV、PC、メガネ、ペソ。
大事な物はすべて無事だった。
神様ありがとう。


どうにか日暮れまでに、おおまかではあるけれど破片の処理と
寝る場所の確保、座る場所の確保を終え、ペソを迎えに行くと
鳴き疲れて丸まって眠っていた。
何度か余震もあったので、その恐怖からか
足元にオシッコを漏らしていたが、怒らないでおこう。

あっという間に日が暮れて真っ暗になった。
ライト1個、懐中電灯1個、ラジオ1個。
家中の水と食べ物を集めたテーブル。

風呂の残り湯を抜いてしまった事を、激しく悔いた。
あれがあれば、トイレが流せるのに。

まだ誰とも連絡がつかない。
オッサン君はどうしてるのか。
母は大丈夫なのか。
真っ暗な中、日曜必需品を集めながら
寒さと心細さで凹みかけていたその時
家の電話が鳴った。

電話が通じた!?

もしもし!慌てて出ると、東京の友達だった。

「ムッキー!?大丈夫!?」

「わああああ(T▲T)ああああ!Aちゃん!」

彼女の声を聞いた途端、ほっとして涙が出た。

「無事で良かった!家は大丈夫?
 オッサン君は?みんな大丈夫?」

「それが、全然つながらないんだよ、多分大丈夫とは思うけどね
 こんな時に通じないなんて、携帯なんて案外ダメだね!」

迷惑とはわかっていても、電話を切りたくなかった。
誰かとつながっていたかったんだと思う。
心細くて、心細くて、どうしようもなかった。


その時に、玄関の鍵ががちゃんと開く音がした。


俺は~不死身の~男だぜぇ~♪


歌いながらオッサン君が帰って来た!


「あー!今オッサン君が帰って来たあ!!」

「まじでーーー!よかったーーーー!」

電話の向こうでAちゃんも叫んでる。



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by mucky55 | 2011-03-17 11:19 | 震災

3.11 その日 【 1 】

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この日は、病院だった。
会計を終え駐車場を出たけど、道路がとても混雑していて
大きな通りに出るのにいつもより時間がかかった。

この時期、水戸は観梅でとても混んでいるのでしょうがない。
やっと国道に出て、水戸で一番大きな百貨店の前を通行中。
軽い渋滞で停車していると、体がふわりと揺れた。
あれ?めまいがする…と思った。
でもすぐ違うとわかった。信号がゆっくり揺れている。

あ、地震か。

そう思った途端、かなりの揺れを感じて
車がゆさゆさとふられた。

あれ、結構大きい。
4かな…もしかしたら5弱はあるかも。

ここまではまだ余裕だった。
でも次の瞬間、今まで経験した事のない激しい揺れに教われた。
車がジャンプしている!ハンドルを取られる!


嘘だろう!?



ここで死ぬのか
オッサン君は大丈夫だろうか
もう会えないかも
今頃アパートはつぶれてるだろうか
ペソは死んだかも知れない
母はどうしているのか
生き残ったとして、明日からどうすればいいのか



一瞬に、いろんな思いが渦巻いた。
本当に死を覚悟した。

道路わきのビルの壁がバラバラと剥がれ落ち
ガラスが割れ、看板が落ち、あちこちで悲鳴が上がった。
ビルの中から人が大勢飛び出してきて
しゃがんだり抱き合ったり何かにしがみついたりしている。


ものすごい長い時間が過ぎ(実際には1分もなかったのかも知れない)
やっと激しい揺れが収まった。
街はシーンと静まり返っていた。
みんなが「信じられない」という気持ちで呆然としていた。

その後も大きい揺れが数度襲い
車を動かす者は誰もいなかった。

やっと少し落ち着いて、とにかく家に帰らなければと思った。
信号がすべて消えた街を、みんなそろそろと車を動かし始めた。

なるべく直線で帰れる道を選んでゆっくり運転したが
がたがた体が震えてどうしようもなかった。

いけないことだろうが、運転しながら何度携帯をかけてみても
オッサン君にも母にも全くつながらない。

ブロック塀が落ちたり、屋根瓦が落ちた家や
ちょっと傾いたり壁が剥がれ落ちた家を目の端でみながら
やっと家に辿り着く。

あった!アパートは崩壊せずに建っていた!
急いで階段を上がり鍵を開けると
足の踏み場もない惨状だった。

玄関に落ちた掛け時計が、地震発生時間で止まっている。

靴のまま飛び込んで
「ペソ!ペソ!!!」と叫んだがどこにもいない。
ああ、下敷きになってしまった。。。と思った瞬間
風呂場で「きゅーん」と言う声がした。

ペソ!
風呂場に行くとそこには濡れ鼠になったペソが
しっぽを丸め、がたがたと震えていた。
一番安全だったらしい風呂場に隠れて 、ペソは生きていた。

「よくがんばった!えらいぞ!えらかったぞ! 」

びしょ濡れのペソを抱きしめて、初めて涙が出た。



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by mucky55 | 2011-03-16 09:15 | 震災

私よ、風邪であれ。

私は慢性的鼻炎持ちで、くしゃみや鼻水鼻づまりには

しょっちゅう不快な思いをしているんですが

それとはまたひと味違った、味わった事がない不快感を今日は味わいました。


朝からくしゃみが止まらず、出始めると連発で出る。

鼻が詰まっているのに、水のような鼻水がツツーっとくる。

頭重感というのでしょうか、ぼーっとする…


嗚呼、もしかして…もしかしてこれが…



花粉症



とか言うやつですか…?

ついに、負けたのですか?

人類最後の『花粉症ではない人間』を目指していたのに

夢は潰えのですか?



夜になってから、背中がゾクゾクしだした私は

こう思わずにはいられませんでした。


「ああ、風邪ならば!!この鼻水が風邪ならば、どんなにかいいだろう! 」


風邪なら長くても1週間我慢すれば元に戻る。

花粉症ならばほぼ一生の…




ああ風邪ならば!

いや、私よ、風邪であれ!!



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by mucky55 | 2011-03-11 00:16 | 健康